経常収支

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経常収支とは、

・製品の輸出入による「貿易収支」
・輸送や旅行などの「サービス収支」
・利子や配当金などの「所得収支」
・無償資金協力や国際機関への分担金などの「経常移転収支」

を合わせたもので、海外との「モノ」「サービス」「配当」「利子」「カネ」などのやり取りの収支を示す。

経常収支が黒字の場合は、国内に入ってくるお金が出ていく分より多いことを示す。

輸出で稼ぐ国は経常収支が黒字になりやすく、逆に輸入が多い国などは赤字になりやすい。

日本の場合は輸出で稼ぐ大企業が多く、自動車の輸出や外国証券の利子などで稼いでおり、現在の統計となった1985年以降、経常収支は黒字が続いている。

2009年の黒字額は13兆2867億円だった。

2005年以降は所得黒字が貿易黒字を上回って推移し、輸出中心の「貿易立国」から、投資で稼ぐ「投資立国」に姿を変えつつある。

経常収支は世界経済の不均衡の大きさを測る目安ともなり、一部の国の黒字や赤字が膨らむと、資金の流れがゆがんで経済が不安定になる。

近年では過剰な消費で経常赤字を膨らませてきたアメリカと、アメリカへの輸出で経常黒字を拡大させてきた中国の不均衡が問題になっている。

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