社債

社債とは、企業が発行する債券のことで、企業は債券を発行して市場からお金を借りる。

社債は、民間企業が事業資金を調達するために発行する債券です。

証券会社などを通じ、余剰資金を持っている投資家や企業に社債を買ってもらうことで、つまり、企業は資金調達を行うとともに借金をすることになるのです。

社債を購入した人は債権者になるわけですから、期日がくれば元金を返してもらうことになります。

国債(発行)

国債とは、政府が資金調達のために発行する債券のこと。国家が発行する公債。

国が発行するものだけに最も安全な金融商品で証券会社、銀行、郵便局などで販売している。

長期金利の指標となる。

各国が国債を発行しているが、一般に国債といえば日本国の国債を指し、外国政府発行のものは「米国債」「ドイツ国債」などと呼んでいる。

日本の国債は、償還期限によって超長期国債(20年物・30年物・40年物)、長期国債(10年物)、中期国債(2年物・5年物)、短期国債(満期まで1年以下)、割引国債の5種類が定期的に発行されている。

制度としては大きく以下の3つに分けられる。

(1)新規財源債
予算の歳入不足に充てるもので、公共事業に使う建設国債とそれ以外の資金調達に使う赤字国債(特例国債)がある。

(2)借換債
過去の借金の借り換えに使う。

(3)財投債
財政融資資金の運用財源として発行するもので、特殊法人への貸し付け原資に使う。

国債の利回り

発行市場・流通市場

債券を取引する市場は、その役割から2種類に分けられます。

発行市場とは、新規に債券を発行する市場で、もう1つがすでに発行された債券を投資家どうしで取引する流通市場です。

発行市場で最も多く発行されているのは国債で、国の財政が苦しくなると国債の残高は増加する傾向にあります。

債券(公社債)

資金借り入れのため発行される有価証券で、公共機関が発行するのを公債といい、企業が発行する場合を社債という。

債券は、もともと借用証書の意味を持つ有価証券の一種です。

国や地方公共団体、企業などが資金がいるときに発行し、人々に買ってもらうことで、お金を借りるわけです。

債券の購入者には、発行体から一定期間ごとに利子が支払われ、満期がくると元本が返済されます。これを償還といいます。

TB市場・FB市場

TBとは割引短期国債のことで、国債などの償還が大量にあるときなどに、償還のための資金を調達したり、借換え債の発行を平準化するために発行される、期間が1年以内の割引国債です。

一方、FBは政府短期証券のことで国庫が一時的に資金不足に陥った場合に割引形式で発行されるものでいわば資金繰りのための債券です。

それらの取引する場所をTB市場・FB市場という。

CP市場

CPとは、企業が短期資金を調達するために、不特定多数の投資家に向けて発行する無担保の資金調達手段です。

日本では1987年に取り入れられました。このCPの発行・売買の場がCP市場です。現在では大手企業の資金調達手段として定着しています。

債券現先市場・CD市場

一定期間後に買い戻す、あるいは売り戻す、という約束で債券を売買する取引を「債券現先取引」という。

要するに、買い戻す(売り戻す)までの期間、資金を借りる(貸す)のと同じことです。

これに対して、互いに売買できる特殊な預金であるCD(譲渡性預金)を取引する市場がCD市場です。

手形市場

手形市場とは、手形を売買する市場のこと。

短期金融市場の中では、やや長期間の資金調達に使われる。

銀行が企業などに資金を貸し出す方法の1つに「手形貸付」があります。銀行が資金を貸し出しした際、借りて側が銀行を受取人とする約束手形を振り出すという方法です。

まだ期日が来ていないこの手形を金融機関どうしで売買する市場が、手形市場です。

コール市場

コール市場とは、短期間の資金の過不足を調整するインターバンク市場のことです。

当日内から1年までの短い期間、民間金融機関の間で資金のやりくりをするために使われる短期金融市場で、インターバンク市場の代表格です。

銀行は預金者から資金を集め、企業などに貸し出しをしますが、資金が不足した場合、一時的に短資会社を通じ、他の金融機関から資金を借りるわけです。

この貸し借りの場がコール市場です。

相対取引型市場・市場取引型市場

金融市場では、お金を融通するさまざまな取引が行われていますが、この取引には相対取引と市場取引の2つがある。

相対取引とは、貸し借りの契約などを1対1で結ぶもので、銀行が企業などへ資金を貸し出す際の「貸出市場」が相対取引型市場です。

これに対し、市場取引とは一定のルールが定められた市場で、不特定多数が参加して行われる取引のことです。