譲渡性預金(CD)

譲渡性預金(CD)とは売買できる定期預金のこと。企業の余裕資金の運用手段として利用されている。

普通の預金証書は、他人との売買はできません。そのため、急に現金が必要になった場合、定期預金などは不利な金利を覚悟で解約しなければなりません。

そこで生まれたのが預金証書を市場で自由に売買できる自由金利の定期預金が「譲渡性預金」(CD)です。NCDともいわれます。

CDは中途解約はできませんが、現金化したいときはCD市場で売却できます。

預金通貨・準通貨

預金通貨とは現金化しなくても、現金と同様の機能を果たす預金のこと。

例えば電気料金を支払うとき、現金を電力会社に持っていかなくても、預金口座から振り込むことで支払いを済まされます。

つまり、預金は現金と同じように支払手段として利用できるのです。

こうした現金と同様の機能を持つ預金を「預金通貨」といい、預ける機関が決まっている定期性預金は利子が低くなることを前提にすればいつでも引き出せるので「準通貨」という。

現金通貨

現金通貨とは紙幣や硬貨などのいわゆる現金。

モノと交換できることが法律により保証されている。紙幣や硬貨など、私たちが普段「現金」と呼んでいるものが現金通貨です。

現金が現れるまでは、人々は物々交換で欲しいモノを手に入れていましたが、現金が通貨として存在してからは、より相対的な交換ができるようになりました。

マネーサプライ

金融機関を除いた国内の個人や企業などが保有する通貨の総量のことをいい、次の区分があります。
(1)M1・・現金通貨+預金通貨
(2)M2・・M1+定期性預金
(3)M3・・M2+郵便局や農協の貯金など
(4)CD・・譲渡性預金

こうした区分の中で、M2+CDと呼ばれるマネーサプライが、個人や企業の取引に大きな影響を及ぼす指標として重視されている。

またマネーサプライの増減は、物価の変動と深く結びついている。

通貨・貨幣

「通貨」とは、お札や硬貨などのこと、広義では「貨幣」と同じ意味で使っている。

狭義には金属製のお金を(硬貨)を紙幣、紙製のお金(お札)を紙幣と呼び、これに一部の銀行預金などお金の代わりに使えるものも含めた全体を「通貨」と呼びます。

金融商品

金融商品とは金融機関で販売されている商品のこと。

具体的には、銀行預金や株式、債権、投資信託などのことです。

お金の余っている人は、これらを利用してお金を増やせます。

反対に、お金ら足りない人は、これらを利用してお金を集めます。

つまり、金融商品には「資金を運用する道具」という面と、「資金を集める道具」という面があるわけです。

金融市場

金融市場とは、資金を調達したい人と資金を提供したい人の、さまざまな取引の場を言う。

金融市場で扱われるのはお金で株や債権を売り買いする場、貸し借りの契約を結ぶ場など、金融取引がなされる場はすべて金融市場です。

直接金融・間接金融

お金を出す側が受け手を直接選ぶのが直接金融。

出し手と受け手を金融機関が結びつけるのが間接金融。

例えば株を買った場合、私たちはその株を発行した企業に、お金を出資したことになります。

このように、資金の出して(投資家)と受け手(企業)が直接結びつく金融を、直接金融という。

資金の出し手と受け手の間に金融機関が介在し、資金を集めたり融資先を決定する金融を間接金融といいます。

金融機関

金融機関とは、お金を借りたい人と貸したい人を仲介する役割。

銀行は人々が預金したお金をただ預かっているだけでなく、事業資金が必要な企業や、住宅や車の購入のためローンを組みたい個人に貸し出します。

つまり預金者から預かったお金を「又貸し」しているのです。そして融資先から受け取った利息から預金者に支払う利息を差し引いた分が、銀行の儲けになります。

金融/資金循環

余っているところから足りないところへ、お金を融通する仕組みが金融。

お金の流れ全体を資金循環という。

「金融」とは、そもそも「お金に余裕のある人が、お金が不足している人にお金を融通すること」を意味する。

またこのように余っている部門から資金の足りない部門へのお金の流れ全体のことを資金循環(マネーフロー)と呼んでいる。