実効為替レート

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実効為替レートとは、ある通貨が他の主要通貨全体に対して総合的に高いか低いかを判断する指標のこと。

各通貨との為替レートを貿易額で加重平均して算出する。

実効為替レートには物価の影響を考慮する「実質実効為替レート」、物価の影響を考慮しない「名目実効為替レート」の2つがある。

「実質実効為替レート」で物価変動の影響を考慮するのは、通貨の価値が購買力の強さで決まるとの考えに基づくため。

物価上昇が続く国では、商品を買うために必要な通貨の量が増えるため通貨の価値は下がる。

逆に、物価下落が続けば、通貨の価値は上昇する。

こうした物価変動に伴う通貨価値の上昇や下落の影響を取り除いた「実質実効為替レート」の方が、通貨の強さをより正確に把握できる。

一方、「名目実効為替レート」は物価の影響を考慮しないため、各通貨との為替レートの動きを反映しやすい。

日本は1998年移行、ほぼ一貫して物価が下がり続けているので、名目レートで1ドル79円をつけた95年当時と肩を並べたとしても、デフレ(物価が継続的に下がる状態)による通貨価値のかさ上げ分を除けば、遠く及ばないことになる。

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